2021-01-01から1年間の記事一覧

「ショコラティエ」

「ショコラティエ」 藤野恵美 2021年4月20日初版 光文社文庫 県庁前Y字路 都会にもY字路がありました。日本キリスト教団神戸栄光協会のあるY字路は、何度も車で走っていますが、よくみれば、立派なY字路です。レンガ造りの建物は、Y字路で際立っ…

ぶらり、福知山

ぶらり、福知山 福知山Y字路・・・なかなか、Y字路ってないものです。福知山は城下町なので、街路の区画整理ができており、ほぼ、碁盤の目のような区画です。そこで、きれいなY字路をみつけました。赤い屋根の祠があって、理想的な(?)Y字路です。 先…

「いのちの停車場」

「いのちの停車場」 南 杏子 幻冬舎文庫 令和3年4月10日初版 西脇Y字路・・・何故、横尾忠則さんは「Y字路」に魅せられたのか?勝手な想像ですが、右に行くか、左に行くか。Y字路は人生の象徴ではないでしょうか?発見しました。ゴッホの「オヴェール…

「ひと」

「ひと」 小野寺 史宜(ふみのり) 祥伝社文庫 令和3年4月20日初版 西脇Y字路・・・横尾忠則さんの代表作「Y字路シリーズ」のパクリ(言葉が悪い)、模写・・・模写にもなっていませんね。習字でいえば、「臨書」。芸術は、すべからく「模倣」から始ま…

「晩節における「死」との対峙」(特別寄稿)

「晩節における「死」との対峙」(特別寄稿) 石原慎太郎 文藝春秋 令和3年6月号 発見しました。 発見場所、いつも散歩している家の近くの公園。 発見時間、某日、朝6時15分。 いつものように、すたこらサッサと歩いて、ふと、目を逸らすと、見かけぬ白…

「ブロードキャスト」

「ブロードキャスト」 湊 かなえ 角川文庫 令和3年1月25日初版 大和の国一之宮 大神(おおみわ)神社 先月、大神神社をブラリと訪れたことは、このブログで書きました。もう一度、日本最古の神社の一つです。ご祭神は、大物主命。政(まつり)の神で、大…

「JR上野駅公園口」

「JR上野駅公園口」 柳(ゆう)美里(みり) 河出文庫 2021年1月20日20刷 神戸地方裁判所は、神戸駅、湊川神社の近くにあります。赤レンガ造りの建造物の上にガラス張りの近代建造物を継ぎ足した、ちょっと変わった造りです。二週間に一度ぐらい…

「D坂の殺人事件」

「D坂の殺人事件」 江戸川乱歩 創元推理文庫 1996年11月8日14版 兵庫県姫路護国神社 護国神社は、国家のために殉死した英霊を祀るための神社。おおむね、各都道府県に1社ないし複数社あり、兵庫県は灘に、もう1社、神戸護国神社があります。姫路…

「小説王」

「小説王」 早見和真 小学館文庫 2019年3月11日初版 播磨国総社 射立兵主(いだてひょうず)神社は、姫路城の東側に位置し、歴代の姫路城主の崇敬を受けていた大社らしいです。 コロナの勢い、いまだ、衰えず。昨年の今頃、まさか、こんなに長く猛威…

ぶらり、姫路の「われ岩」

ぶらり、姫路の「われ岩」 姫路に行ってきました。姫路と言えば、そう「姫路城」ですが、今回は、パワースポット破磐(はばん)神社です。境内には、かわいらしいお地蔵さんがありました。 場所は、姫路市のJR姫新線の太市駅の近くです。ぼくは、車で行き…

「京都一乗寺 美しい書店のある街で」

「京都一乗寺 美しい書店のある街で」 大石直紀 光文社文庫 2020年12月20日初版 今年は、桜がとくに綺麗に感じるのは、気のせいでしょうか?兵庫県公館の桜が、とても豊かに咲いていました。 さて、『酣』・・・この漢字、なんと読むのでしょう。 似…

「九度目の十八歳を迎えた君と」

「九度目の十八歳を迎えた君と」 朝倉秋成 創元推理文庫 2020年11月20日初版 近頃(ぼくにとって、・・・)、「顔出ししないアーティスト」がバズっているらしい(使い慣れない言葉を無理して・・・)。どういうことか・・・と言うと。正直、ぼくは…

ぶらり、古事記ゆかりの神社をたずねて

ぶらり、古事記ゆかりの神社をたずねて 昨年、緊急事態宣言の発出の前日(3月19日)、京都の平安神宮などを訪ねてから、1年ぶりの遠出です。自粛、自粛で、高速道路を利用する遠出は控えていましたが、関西では、緊急事態宣言が解除されたので、経済を回…

「雄気堂々」(上・下)

「雄気堂々」(上・下) 城山三郎 新潮文庫 令和2年9月30日第60刷 先週、テニスラケットのガットの張替えをしました。 前回の張替えは、ちょうど、1年前。年金生活者だし、週1回のテニスだから、そんなに張り替える必要はないかと、思ったら、張替え…

つぶやき、「けん玉」のすすめ

つぶやき、「けん玉」のすすめ 関西2府1県は、緊急事態宣言解除。ただし、神戸市では、飲食店の時短営業は継続。 関東1都3県は、緊急事態宣言2週間延長。 しかしながら、感染者の動向をみると、どちらも、下げ止まり傾向です。兵庫県は、日感染者が1月…

「古事記 マンガ日本の古典(1)」

「古事記 マンガ日本の古典(1)」 石ノ森章太郎 中央公論新社 2020年1月20日第22刷発行 「古事記」って知っていますか? もちろん!日本史で習いましたよ。当然! なぜ?いま!古事記か?最近、細君のご朱印の収集につきあって、あっちこっちの神…

「推し、燃ゆ」

「推し、燃ゆ」 宇佐美りん 文藝春秋3月号 2021年2月発行 あっぱれ!橋本聖子さん。 橋本聖子さん、夏冬オリンピック7回出場、銅メダルも獲得・・・その程度しか知りません。が、今回、大臣を辞職して迄、火中の栗を拾うなんて、とても、決断できるこ…

「#わきまえている女」

「#わきまえている女」 こんなことを書くつもりはなかった。が、やはり、放談することとした。「沈黙」は、「賛成」らしい。ただし、ぼくは、「賛成」でも、「反対」でもない。ずるいかもしれないが、「両論尊重」である。 事の発端は、ご承知のとおり。 あ…

「イノセント・デイズ」

「イノセント・デイズ」 早見和真 新潮文庫 令和元年6月5日第29刷発行 久しぶりに、三宮高架下(センイ商店街)から元町高架下(モトコー)を経由して、湊川神社まで歩きました。センイ商店街と言っても、生地屋さんは、昔ほどは営業していません。緊急…

「おもかげ」

「おもかげ」 浅田次郎 講談社文庫 2020年11月1日第1刷発行 今年は、節分が、2月2日とのこと。えっ、節分って、2月3日じゃなかったっけ?今年は、2月3日が立春、その前日が、節分です。えっ、なんで???Why?? 『地球が太陽を1周する公転…

2021年のチャレンジは、・・・?

2021年のチャレンジは、・・・? 年末からの「ウクレレ・ソロ100曲アップ」をフェイスブックにアップする企画については、このブログでも紹介しました。すでに、12月3日からアップして、すでに、NO.7まで、順調に?チャレンジしています。 な…

「漱石先生ぞな、もし」

「漱石先生ぞな、もし」 半藤一利 文春文庫 2016年10月10日第8刷発行 先週、半藤一利氏の訃報がテロップで流れました。 やや、これは、コロナかな?と思ったら、老衰で亡くなられたそうです。享年90歳。 ぼくが、夏目漱石のファンであることは、…

「アンマーとぼくら」

「アンマーとぼくら」 有川ひろ 講談社文庫 2020年8月12日第1刷発行 年明け早々、1都(東京)3県(千葉、埼玉、神奈川)の緊急事態宣言。関西の2府(大阪、京都)1県(兵庫)も、政府に緊急事態宣言を要請。新聞情報では、疫学的に証明不能なコ…

つぶやき、謹賀新年

つぶやき、謹賀新年 あけましておめでとうございます。 令和3年(2021年)。 今年の正月は、外出自粛が求められているので、・・・午前中は、自粛して、午後から、湊川神社に初詣に出かけました。湊川神社は、いつもの、三分の一ぐらいの参拝客でした。…