2008-01-01から1年間の記事一覧

パステルで描いてみよう!

下関で一人暮らしをしている母が、少し元気が出てきたので、絵の個展を見て来たと話していました。作者は、会社を定年後、趣味で絵を描き始めたそうですが、とても奇麗な風景画だと感心していました。モチーフは、下関の東行庵(高杉晋作の下関での居所で、…

キツネの値段

昨日、Yahoo!ニュースを見ていて、「キツネを避けて高速道路で事故死 旧道路公団らに5100万円賠償命令」の記事が掲載されていました。今日の新聞の朝刊に詳細な記事が掲載されているかなと思い、注意して読みましたが、新聞の朝刊に記事はありませ…

春の競馬

今年に入ってから、勝ち馬投票券が、ほとんど負け馬投票券になっています。今年の3歳牡馬、牝馬ともに際立った馬がいないいため、3歳のレースは、ほとんど外れまくっている状況です。際立った馬がいないのは、2歳の優秀馬が冬を越して、そのままの調子で…

人は仕事で磨かれる

久しぶりにビジネス書を読みました。時には、ビジネス書もいいものです。小説は、架空の世界ですが、ビジネス書は現実の世界です。特に、評論家が書いたものよりは、実際の経営者が書いたものの方が、その人の人となりを知ることができるし、その人の生き方…

「剣客商売SP」見逃しちゃった

「剣客商売SP」見逃しちゃった 昨日は、朝刊のテレビ欄を見て夜8時から「剣客商売SP」が放映されることを知って、、早く帰宅して、「剣客商売SP」を見ることを楽しみにして、出勤しました。終業時間を知らせるチャイムとともに、『さあ、今日は、早く…

桜と花水木

■桜と花水木 「桜」が満開となりました。毎年、西神中央公園では、桜祭りが催され、ビニールシートを敷いた家族連れが、お弁当を食べながらお花見を楽しんでいます。「桜」は、日本古来の原種のものが10種類程度で、江戸時代に交配された「ソメイヨシノ」…

新入社員の頃ってどうだったかな

■新入社員の頃ってどうだったかな 昨日は、新入社員の歓迎会でした。入社した社員は、皆、私が入社した時分には、まだ、生まれていなかった人達です。私から見れば、息子ほどの年齢の差があります。早いもので、私も、4月1日で勤続30年になりました。 私…

四つ葉のクローバー

■四つ葉のクローバー 春の訪れとともに、細君と相棒のダックスフンドとの2人と一匹の散歩の途中で、様々な花が目につくようになってきました。 お隣のマンションの緑地帯には、ツルニチソウが小さな薄青い花を一面に咲かせています。また、近くのグリーンベ…

檸檬

■檸檬 今週の水曜日の朝刊の一面に面白い囲み記事がありました。梶井基次郎の小説「檸檬」が高校の国語の教科書に教材として載っているのですが、資料として、大正時代の「丸善京都支店」の写真が掲載されており、そのことが、民間会社の広告に該当するとい…

■「坂の上の雲」の番組宣伝

■「坂の上の雲」の番組宣伝 昨日、夜10時に来年から放映予定のNHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」の番組宣伝が45分間ありました。進行司会役は、竹下景子さん(私と同年生まれ)で、ドラマでは、秋山兄弟の母親役とのことです。 「坂の上の雲」は、…

無銭優雅

■無銭優雅 「無銭優雅」2007年の山田詠美(ヤマダアミ)さんの大人の恋愛小説です。エイミさんとお読みするのかと思っていましたが、正しくはアミさんとお読みするようです。山田さんは、今や、女流作家の旗手ともいえる人です。2007年に三島由紀夫…

春分の日、雨で鼻の具合もよろしけれ

■春分の日、雨で鼻の具合もよろしけれ 昨日から、神戸は、まるで梅雨入りを思わせるような大雨のうえに風も強く、傘が吹き飛ばされそうな勢いでした。深夜に帰宅しましたが、その時も、雨と風の勢いは弱まらず、スーツの上着の肩から背中にかけて、そして、…

水上のパッサカリア

■水上のパッサカリア この小説では、パッサカリアは、ヘンデルのチェンバロ組曲第7番ト短調のパッサカリアを指しています。パッサカリアとは、西洋音楽の音楽形式といっても、私は門外漢なので、よくわかりませんが、そういった形式の一つだそうです。ヘン…

やれ、やれ、の連続だよ

■やれ、やれ、の連続だよ 昨日の夕方、兵庫県立がんセンターに友人の入院のお見舞いに明石まで出かけました。病院に着いて、ナースセンターでお見舞いの取り次ぎをお願いしたところ、看護師さんから「Wさんは、外出で18時に戻る予定です。」と言われ、時計…

陽光うららかなる日の野球応援

■陽光うららかなる日の野球応援 野球の応援といっても、プロ野球でも、高校野球でもありません。私の会社とグループ会社の社員の同好会チームの草野球の応援です。先週、社内メールにジェイブルー(野球チーム名)が、西日本大会の決勝戦に進出という着信が…

風立ちぬ

■風立ちぬ 風立ちぬ 今は秋 今日から私は 心の旅人 松田聖子のヒット曲です。しかし、私が、これから紹介するのは、タイトルは同じですが、堀辰雄の1938年(昭和13年)に単行本として発行された「風立ちぬ」です。おそらく、松田聖子のヒット曲の作詞…

冬の連ドラ

■冬の連ドラ 恒例のテレビの連ドラの短評です。冬の連ドラも、いよいよクライマックスを迎えようとしています。すでに、最終回を終了した番組もありますが、毎日、それぞれの番組に特徴があり、楽しませてもらいました。それでは、月曜日から順番に短評に入…

沖で待つ

■沖で待つ 「俺は沖で待つ 小さな船でおまえがやって来るのを 俺は大船だ なにも怖くないぞ」 大船かよ。 しかし、「沖で待つ」という言葉が妙に心に残りました。もちろんこれを書いた頃、太っちゃんに死の予感があったなんてこれっぽっちも思えないのですが…

今年の花粉症対策

■今年の花粉症対策 そろそろ、嫌な季節の到来です。 私は、まだ、世の中に「花粉症」という言葉がない頃から、春先になると鼻をグシュン、グシュンさせていました。そう、高校時代の頃から、母親に、春先になるとよく風邪をひく、と言われたものです。今から…

昔の君と今の君は、何かが違う

■昔の君と今の君は、何かが違う 会社の勤務時間の終わりを知らせる、チャイムが社内に鳴る、彼は、パソコンに勤務報告の入力を済ませ、電源を切り、鞄に手帳とペンケースをしまって、帰宅の準備をする。上着を着用して、周囲に「お先に失礼します。」の挨拶…

「シュル、シュル」を「もう何年、滑ってないだろう。」

■「シュル、シュル」を「もう何年、滑ってないだろう。」 昨日、フィギュアスケートの四大陸選手権をテレビ観戦していて、そんな思いに駆られました。大会は、浅田真央の優勝、4回転ジャンプにチャレンジし、残念ながら失敗したものの安藤美姫の3位という…

書庫の母

■書庫の母 辻井喬の短編小説が5篇ほど収録されています。「落葉」「書庫の母」「いもうと探し」「遅い詫状」「死刑囚と母」「余世」です。 辻井喬の作品は始めて読みましたが、この「書庫の母」に収録されている小説は、読み始めは、自分小説か自分を主題と…

ワン公との彷徨

■ワン公との彷徨 2月11日は、月曜日ですが建国記念日で休日です。建国記念日は、神武天皇が即位した日ということで、明治の頃から紀元節と呼ばれ国民の祝日としても、最も、古くに制定された日です。世の中では、様々な主義主張があり、この日は、特に、…

よく降る雪にワン公は喜ばない

■よく降る雪にワン公は喜ばない 昨日は、関西は、朝からの雪で、大阪では、11年ぶりの5センチの積雪を記録したそうです。私の住んでいる神戸でも、朝、目を覚ますと、少し、小雪がちらついていました。 「ねえ、雪が降ってるよ。」 休日は、細君より私の…

そうか、もう君はいないのか

■そうか、もう君はいないのか あっという間の別れ、という感じが強い。 癌と分かってから四か月、入院してから二か月と少し。 四歳年上の夫としては、まさか容子が先に逝くなどとは、思いもしなかった。 もちろん、容子の死を受け入れるしかない。とは思うも…

静寂の子

■静寂の子 仁村靖季は、「Burns」という子供たちのため北海道で学習塾を主宰しています。学習塾と言っても、夏や冬は、休みを利用して、海や山の自然に親しむためのアウトドアでの遊びを体験させるツアーも企画、運営しているのです。このアウトドアの…

「SP―警視庁警備部警護課第4係―」

■「SP―警視庁警備部警護課第4係―」 どんよりと曇ったり、小雨が降ったり、時には小雪舞う日が続きます。今年の冬は、暖冬という予報でしたが、気温の低い日が多く、三寒四温という日本の冬が、少し、違った趣を見せているようです。今日は、テニスの幹事…

冬の日

■冬の日 どんよりとした厚い雲に覆われ、冬を感じさせる日曜日です。 先週は、大寒の頃から爆弾寒波(気圧が一気に30ヘクトパスカル以上下がる低気圧を爆弾寒波というそうです。冬の台風並みです。)の襲来で、北陸、関東、東北、北海道は、寒さと、暴風、…

テニスの知己

■テニスの知己 今日は、思いもよらぬ2組の人たちに思いもよらぬ所でお逢いしました。 まずは、午前中、何時ものように会社の同僚たちのS神テニスクラブの面々で、テニスを楽しんでいると、横のコートが開いていたので、土曜日でも、コートに空きがあるもの…

歩調を取れ、前へ!フカダ少年の戦争と恋

■歩調を取れ、前へ!フカダ少年の戦争と恋 深田祐介さんは、日本航空のサラリーマンでありながら、文筆活動を続け、「新西洋事情」のエッセイがベストセラーになり、一躍、サラリーマン作家として脚光を浴びたことを覚えています。同じく、同時代(1975…